さんままハムのブログ

3児の母、地方公務員やってます。

復帰まで92日 ワーママ公務員について

こんにちは。

 

私の職業は地方公務員です。そして働くお母さん「ワーキングマザー」、略して「ワーママ」です。

 

最近、育休中のリスキリング(学び直し)について、世間がざわついておりましたが、やはり産休育休によるキャリア停滞や、そもそも取得が難しくて退社して、その後なかなかキャリアを活かした職につけない、など育児と仕事の両立は難しい課題です。

 

では、ワーママ公務員はどうなの?ですが、やっぱり公務員は制度も揃っているし、働くお母さんにとっては恵まれた環境だと思います。私が勤める自治体は女性の産休育休の取得率は100%です。かつ公務員の方が恵まれている点は、民間等は産前休暇は6週、公務員は8週です。かつ、「有給休暇」のひとつなので、産前産後はお給料が100%支給されます。よって期末手当の支給率計算においても産前産後休暇はは除算されません。

 

そのほかに、育児のための部分休業、育児短時間勤務を取得する方もいます。子どもの病気による早退などについても、私の知りうる限りですが理解がある方だと思います。

 

私は現在3人目の育休中です。入庁して10数年ですが、そのうち約4年くらいは産休育休で実際の仕事はしていません。子どもの病気などで休んだら、早退したりすることもしばしばですが、それでも仕事を続けさせてもらえているのでとてもありがたいことです。

 

では、ワーママ公務員にとって、大変なことはなにか。ひとつは災害時です。災害が起こると、職員は招集されその業務に当たらないといけません。まだ経験はありませんが、大地震が起きたら、幼い子どもたちを祖母等に預けて復旧復興に取り組まなければなりません。災害担当の部署は大雨、大雪などがあると不眠不休で業務にあたっています。まだうちの子たちは小さいのでママの側にいたい年頃ですが、ずっと一緒にいてあげることはできません。でもこれが公務員「公僕」の仕事です。

 

もう一つはジョブローテーションでしょうか。公務員は数年おきに異動があります。全く異なる分野の仕事をすることも当然にあるので、この精神的負担度はワーママであるとか関係なく大きなものです。ただ、これが子どもの環境の変化(入園、入学、受験など)にかぶると、ほんとに大変です。急な生活環境の変化が自分と子どものダブルパンチです。長女が今一年生で、私はちょうど産休育休中のだったので、いろいろ気がついたりサポートができましたが、あぁこれが小1の壁ねと実感しました。これ、仕事してたらどうなってたんだろう⁉︎と思うほど。学業もですが、精神的なサポートが大事だと実感しました。なのでこんなときは前年に上司に相談して異動をずらしてもらうようにした方がいいです(100%受け入れられるわけじゃないけど)。ママだけじゃないですよ、パパも。

 

総じてワーママには大変働きやすい仕事なのではないかと思います。基本カレンダー通りの職業なので予定も立てやすいです。

 

でもやはり働きながら子育ては簡単ではありません。過ぎたことは忘れていきますが、大変だったことたくさんありました。子ども、仕事を通じていろんなことに気付きましたし、後悔もしました。でもたくさんの人に助けてもらいました。またそれらのエピソードも書いていけたらと思います。

 

人間日々成長中。

明日はもっといい日になる。